血糖値386からの挑戦状: 眼科の医師にけっこう怒られた

ちょっとだけ前のお話。
　
総合病院で１回目の検査をした私（HA1cが11.0ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉｱﾋｬ）は、担当医師に強く勧められ、そこの眼科を新たに受診することになりました。
糖尿病の三大合併症のひとつ、糖尿病網膜症の検査のためです。
　
小学校の頃から視力が悪く、それを指摘されるのが嫌で視力検査の時の順番待ちをしている間に検査表を全部暗記した記憶があります。
まぁ、その時はメガネを外した途端、先生の指してる文字どころか、先生も検査表も全部がボケちゃって「結局答えられない」という赤っ恥エピソードを持つ私は、あまり気乗りしませんでした。
　
(･ω･)　
「面倒くさいことになったな」
くらいの感じでした。
　
眼科エリアに移動し、若い女性の先生が優しい口調で簡単な問診をしてから視力検査を含め、いくつかの検査をしました。
中でも瞳孔を開く為の点眼薬を受ける際、必用に「この後、運転なさいませんよね？」と念を押されました。
確かに点眼後は
「世界はなんて光に満ち溢れているんだ！(ﾟ∀ﾟ)」
くらい眩しくなりましたね。　
結局、数時間ボケてキラキラしてました。確かにこれでは車の運転なんか無理。瞳孔って、結構大事な仕事してるんですね。
　
検査から戻ると、そこにはさっきの若い女性の先生の姿は無く、60歳くらいかな？「いかにもベテラン」という風貌の男性医師がおりました。
　
私 (ﾟ∀ﾟ)
医 ( ￣っ￣)ﾑｩ

先生は既にPCで私のデータをチェックして、開口一番、
医「あんた数字悪いねぇ」
私 (ﾟ∀ﾟ).....

医「何でこんなになるまで放置してたかなぁ！」
　「これね、ちょっとやそっとで出る数値じゃないんだよ！」
　
私 (´･ω･`)....
　
医「目のほうもねー、結構きちゃってるよねー」
(　･`ω･´)ｸﾜｯ
「あのねーこうなるにはね、随分時間がかかってる筈なんだよねぇ。高血糖の状態がさぁ！」

私 (｡í _ ì｡)...（涙目）

　
いきなりのマウント攻撃。
完全に萎縮してしまった私はもう、医師の言葉に
　
(｡í _ ì｡)「すみません」
(｡í _ ì｡)「申し訳ありません」
　
としか答えられませんでした。
私もいい年齢なのに、もう視界がボケるのが、さっきの目薬のせいなのか、込み上げてくる違うもののせいなのかよくわからなくなってきました。

その後も、いろいろ説明してもらいましたが、頭に入ると思います？　最後まであの口調だったのは覚えてますけど。

何か手帳をもらった後、抜け殻の様に病院を出て、帰ってから手帳に書かれている内容を改めてネットで調べました。
　
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糖尿病網膜症とは
糖尿病で高血糖が続くと、眼の網膜にある細い血管損傷を受け、徐々に血管がつまったり変形したりするのが糖尿病網膜症。これの性質（タチ）の悪いところは自覚症状がないまま進行していくことです。
「あれ、変だな？」と自覚症状が出たときは既にかなり進んだ状態なんです。

糖尿病の患者さんの40％が罹患するそうで、これが進行してしまうともう自力での回復ができず、手術をしないといずれ完全な失明を待つことになります。
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ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ ｺﾜｲﾖｰ 　

これは意外と厳しい現実です。
先生があんなに言うのも百歩譲ればわからなくもない。
どうやら、私は中盤、少し進行している状態らしい。
　　
糖尿病網膜症にならないためには？　
どんな疾患にも当てはまりますが、早期発見と進行予防・治療しかないそうです。そのために、年に1回以上検査を行うことが必要だと。発見が遅れるほど深刻になるのはどんな事でも同じですね。仕事のミスも含めて。

では私のように既に発病した人が
これ以上の進行を阻止するためには？
これはもう、血糖値を下げる事が大事らしいです。あと、高血圧や、脂質の異常値なんかがあるとまずい。つまりは生活習慣の見直しが肝心と言う事らしいですね。
　　
　　　
しかし、納得いかないのはあの先生の口調。いくら私が悪いとはいえ、何であんなに攻めたてるような言い方するかな？
　
気分は少し悪かったです。
私のような『挙動不審のヘタレ患者には高圧的に接してあげましょう』とかいう対応マニュアルでもあるのかしらん？
次は3ヶ月後ですけど、どうしようかなぁ。
(･ω･)

　