台風が接近しておりますが、皆様お元気ですか?
(・ω・)すぱ郎です。
(・ω・)......。
このテーマ....重いんですが....
チョット勇気を出して書きます。
「糖尿病神経障害」
という合併症について
すぱ郎は生来のヘタレ気質と仕事の忙しさにかまけ、糖尿病が発覚するのに時間がかかってしまいました。
概略は過去記事参照です。
それゆえ、合併症といわれる「糖尿病になった方々が一生注意していかなくてはいけないヤツ」を幾つか、あっさり併発してしまいました。
その中に「糖尿病神経障害」というのがあります。
これは所謂、3大合併症。色々な専門HPで「最後は足腐る」と容赦なく締めくくられるやつで有名ですが、それだけではないんですよ。
それまでにも
- 足の表裏(手の平も)に砂利を敷いた様な痛み
- 足全体(手指)がペンチで逆にねじ切られるような重い痛み、圧迫感
- 突然針を刺したような鋭い激痛
- 手足の指先が溶接のスパークを起こしているような肉が弾ける熱さと痛み
- 関節の麻痺
- 神経痛、逆に感覚鈍麻 他、多数症状
こんな症状が発生します。
いや、しています。
場所も時間もおかまい無しで。
(これ以外と辛いんです)
有名なこれらの症状は「多発性神経障害」といわれる分野のものです。見た目は変わらないのに、とても痛くて。
最初は時々痛む程度だったんですが、進行すると時間も範囲も広がります。ついには痛みは朝も、昼も、夜も、いつまでも治まることが無くなります。
そのうち手で触っても無感覚の部位が発生してきます。
周囲が熱くて痛いのと同時に、何にも感じない部分が次第に広く、体の奥深くへ、または奥から表面に拡大していくんです。すぱ郎の場合は足の甲から。
もう怖すぎます。
(・ω・)何に例えるかな?
「心臓から一番離れた所から火花がバチバチ弾けたあと、ゆっくりチョットずつ真っ黒に活動停止していくようなイメージ」
何か夏の花火みたいですが、
こんな感じかな?
他に
自律神経が高血糖でやられて出る「自立神経障害」
- 下痢や便秘
- 起立性の目眩(めまい)
- 無自覚性低血糖
- ED 他、自立神経が異常動作して起る全ての症状
更に血管が血栓で詰まって起こる「単一性神経障害」
- 四肢の神経障害
- 脳神経障害による目の筋肉、聴覚、味覚、顔面神経の麻痺 他、全身の発生部位による諸症状
などがあります。
上記が順番に起こる訳ではなく、
上記が順番に起こる訳ではなく、
順不同なうえ、人によっては複数同時に起ります。すぱ郎も幾つか該当します。
それに加えて長期に渡る苦痛からの「うつ病」
もう、どれもヤバいものばかり。
これが3大合併症の1つ「糖尿病神経障害」の概略です。
(・ω・)
...えぇ、3大ですから、大っきいのがあと2つあるんです。
<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!
その他に、すぱ郎が併せて罹患した「蜂窩織炎」も、高血糖とそれによる免疫低下が原因でかかる事のある感染症。
これほっとくと、切断。ヘタすりゃ死ぬヤツ。
これで左足首の神経を一気に失った(それで済んだ)のに、これ合併症に入ってないっぽい。
糖尿病神経障害(糖尿病)を(無自覚でしたが)放置した結果、上記の症状の幾つかが進行し、現在、すぱ郎は杖が手放せない体となりました。
家族からの誕生日プレゼントが【新しい杖】てw RPGかいっ!
(いや、ありがたかったですけどね。また仕事に行けたし、重宝してますw)
でも糖尿病神経障害のせいでQOLは確実にボロボロになります。
「合併症は怖い」というセリフがネットではよく出てきますが、これは罹ってない人が、まだ罹ってない人に対して言うセリフ。
既に罹ってる人間から言わせると怖いじゃなくて「絶望的にしんどい」が近い表現のような気もします。
とてもじゃないが平穏な気持ちで毎日を過ごすなんて出来ません。何年も何年も、少しづつ悪化する症状に慣れる事もありません。家族にも迷惑をかけるし、痛みと怯え、悲しみと後悔と少々の理不尽な怒りの毎日で少しづつ心身が疲弊していきます。全体的に疲れてくるんです。
心に余裕が無くなりますね。
(・ω・)ああ、そうだ。ここでポイント。
すぱ郎は糖質制限を始めて数ヶ月経ちますが、血糖値は結構下がりました(スゴイ!)が、この神経障害はストップしていません。今も少しずつ進行している実感があります。お医者さんは数値だけを見て、「いいですね。このまま様子を見ましょう」と言うばかりで、この苦痛を訴えても全く無関心です。まあ、目もそうですが「合併症の治療は専門外だし」て事なんでしょうね。(原因も複雑だから、しっかりした治療法も確立してないみたいだし)
だから自分で考えるしかないのですが、強引に例えると、猛スピードで動いていた車に急ブレーキをかけてもすぐには止まれないのと同じ事なのかも。しかもブレーキをかけるまでの時間が遅くなる程、それまでに溜まったエネルギーは大きくなっており、止まるまでの時間が長くなる。
所謂、江部師匠の言うところの「高血糖時の記憶」てやつなのかもしれません。
いつか止まる日が来るのか?それとも、生きてるうちは、もう止まる事は無いのか?
今のすぱ郎にはわかりません。
(・ω・)y
皆様におかれましては、くれぐれも、こんな状態にはなりませんよう。
もし、なったとしても、痛みに囚われ続ける事無く、なるべく楽しい事、夢中になれる事を沢山見つけ、体調に気を配りながらそれに邁進しましょう。
現在のすぱ郎を支えてくれてるのは
家族と、
このブログです。(°∀°)
予防のために戦い続ける皆様、それは絶対価値のある事なので頑張ってください(でも無理はしないで。続ける事が大事なポイントです)。
(・ω・)...
いつかきっと、きっと、今の技術も、しがらみも利権も何もかもひっくり返すような、誰にも有無を言わさないような、皆が簡単で気軽に受けられる凄い解決法方が登場する筈です。
それまでは痛みのない大切な生活を一日でも長く、笑顔で毎日を送られますように。
<(_ _)>
QOLとは
クオリティ・オブ・ライフ(quality of life)。その人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活(身心の健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事、快適な住環境、十分な教育、レクリエーション活動、レジャーなど)を送っているかを計測する概念。
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私もこの戦いに負けるつもりは
毛頭ございませんがね!
(・ω・)yそれでは!
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