2018年7月4日水曜日

数値が下がった理由1

386→162

なぜ血糖値が下がったのか?
蜂窩織炎+糖尿宣告受けてから3週間のあいだ足の治療を優先し、糖尿に対する薬は一時的にアマリールを処方されたのみで特に治療行為はありませんでした。先生も足の経過に注目しており、糖尿について触れることはなかったです。
(そのあいだ血糖値も測りませんでした。)

さらに「蜂窩織炎」をネットで調べても血糖値が高い患者は

・治癒が遅い
・悪化しやすい
再発しやすい

の情報に出くわす度に、自分の中で不安と焦りは募る一方でした。

「何としても血糖値を下げなくては」
(( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

意を決して...
まず糖尿病関連のHPやブログを色々チェックしました。
(歩けないから主にネットで)
個人のブログかと読み進めるといつのまにか商品購入ページに誘導されている時もありましたがw...

代表的な療法としては
  • 1)食事療法
  • 2)運動療法
  • 3)薬物療法
  • 4)糖質制限食 療法
  • 5)MEC食 療法
などのワードが多く見られました。

 「1〜3」は日本糖尿病学会の先生方が決めた方法で、1〜3のセット治療していくという現在の日本のスタンダードになっているようです。

「4」 は食事療法ですが、江部康二先生という方が提唱されている「糖質を摂らなければ血糖値は上がらない」というシンプルな療法です。

「5」も 食事療法ですが、お肉(Meat)、卵(Eggs)、チーズ(Cheese)の3つの食品を中心に、30回かむというルールの食事法で渡辺信幸先生が推奨されています。

どうも「4」「5」の療法は全体から見るとアウトロー的な立ち位置のようですが、スタンダードな療法を続けていくうちに出て来る様々な不審感や疑問に対して明確に回答されているようで腑に落ちる感じがしました。

特に「4」の江部先生はご自身が糖尿病で御身で実践しておられ、数値をブログで公表していました。

どうやら自分と同じ様な動機でネットを検索する方は多いらしく、暗中模索するうちにこの療法に流れ着く患者さんは以外と多いのではないかと思います。
 その他にもいくつか「○○療法」と名のつくものはありましたが結局、固定のサプリメントやメソッドの販売のページに誘導されるものが多く、残念な気持ちでウインドウを閉じたものも多かったです。


「は早く、一刻も早く血糖値を下げなくては」

(( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

焦燥感に押しつぶされそうになっていた私は


全く知識もないまま、  
「4 糖質制限食 療法」を選択することにしたのでした。

野良の糖質セイゲニストの誕生の瞬間でしたw
... (`・ω・´)/続く

 

 
 
 
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糖尿病外来に行く



採血時に必ず名前と生年月日聞かれます。
事故が起こらないよう色々決まりがあるのですね。

総合病院に行く事自体初めて。
糖尿病外来があるので。

〈事前に電話で予約〉

これは何となく理解していたけど、

〈なぜもっと早く!とか怒られたり〉

これも少しは覚悟していたけど、

〈多分採血するんだろうな〉

くらいまでは予想ついてたけど、

まさか4時間前から食事禁止とは思わなかった。

すみません全く思いもよらなかった!

午前中の受診予約してたのに、

朝食思い切り食べてしまった
よくよく考えれば血糖値測るための(・ω・)採血なのに....
採血時に発覚しましたが後の祭りでした(食後1時間30分程)。

(その他にも使用済み検尿カップ持ってうろついたり、もう迷惑感が満載w)

なんやかんやあって検査結果↓



なんと食後1時間30分にも関わらず
血糖値162 mg!

下がってる!


ヽ(゚∀゚)ノ ヤッター


(前回386だったから半分以下!)

しかし、血糖の履歴であるところのヘモグロビンA1cは


11.0 ....ヽ(゚∀゚)ノ オワター


....やっぱりずっーと
悪かったんだなあ。

改めて現実を知らされた感がありました。


でも、血糖値は下がってました。

゙ヨカッタ......?
  
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挑戦状の受理w




足の治療を行ってる間に、貰った表をもとに色々調べたんですよ。


 

(説明受けた時の赤ペンの筆圧がw)


当初は正直、見るのも嫌でしたが、時間が経つにつれ、ネットで他の方のデータを見る機会も増えてくると、「はて、自分の数値はどうだったろう?」と考えるようになりました。
再度、恐る恐る広げてみると前より数値の意味が理解できるようになっていました。「只の苦痛な数字ではない?」

まずやったのは、他の方が公表されている数値と比較する事。
「ああ、この人は自分より高いのに短期間にこんなに低くなってる!」
「血糖値は自分の方が高いが別項目の数値は低い。」

何とも(´・ω・`)な作業でしたが、ようやく数値と向き合えるようになってきた感じでした。

そのうち[目標値]等の項目を発見し、自分と比べる事をしてみました。が、数字はいまいちピンとこない。

これを直感的に分かりやすくするために表に当てはめてみました。




うーん、過去ずっとこんな高値だったのか?
合併症出て当然じゃないかコレ
(´・ω・`)

 さらに下が血糖値

 

これは直感的に分かった。
「なんかヤバーい!ヽ(・ω・)/」

お医者さんが言ってた意味が少し分かった。

「よくない」を遥かに通り越して
既に「ヤバい」の領域?

今も血液は全身を廻っている。
は、早く数値下げないと
足の治りどころか身体中がいろいろと危ない!

ここにきて私は ようやく

「血糖値からの挑戦状」
受ける決意をしたのでした。w
 


ヤットカ~(・ω・)



 

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2018年7月2日月曜日

備忘録まとめ

.....最近 体調悪いけど、
それはきっと年をとったせいだ。

だって人間 歳を重ねれば、
誰だって身体にガタが来るものだし。

高血圧、老眼、運動不足、関節障害...etc
きっとこんな感じの幾つかに、軽く該当するんだろう。

「自分さえ我慢すれば(+・ω・´)」
なんて強がって
毎年来る健康診断のハガキも

色々な理由をつけて、いつの間にかスルーしてしまう。
(多分大丈夫だよね。万が一受診して何か出ても怖いし、治療費かかるのヤダしw)

こんな人、結構多くないですかね。
多くないですかね?(゚∀゚ 三 ゚∀゚)

.....はい。私はそんな人でした。
(・ω・)ノ

だから、蜂窩織炎になるまで、

重い糖尿の診断を受けるまで、

自分を放置していた。

病気を見ない様にしていた。

そのおかげで日々合併症に苦しむ事になり、
更に足1本無くすところだったんですよ。
(今も予後が微妙ですが)

このブログ「血糖値386からの挑戦状」で、私が試行錯誤し、のたうちまわる姿が誰かの目に触れて、自身の健康に気を使ってもらえるきっかけになれば幸いです。

....さぁ、
いよいよ総合病院デビューだ!
戦いはこれから始まるw。
 

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始まりは突然(3)


医「糖尿病のほうは
  足が落ち着いてからにしましょうかね」

結局、膿を出す為にカテーテル挿管して、一週間近く抗菌薬を点滴し、炎症が落ち着くまで更に2週間以上通院しました。
その間も熱が出て、変な汗をかき、夜もうなされ、さすがに食欲も出ず、結局6〜7キロ体重が落ちてしまった。
地味に修羅場だった気がします。

会社にもいちおう報告+説明した。足の事と暫く通院する事、そして糖尿病の事。
一応は理解してくれたけど、最後に「大変ですっかりダイエット状態ですよ」と自虐的に言ったら

「ああ、痩せたの?それ知ってる知ってる。確か糖尿病の症状だよ。悪化した時じゃなかったけ」

(・ω・)

まあ、そんなもんだとは思ってたけど。
別に同情してほしくもなかったし。
全然気にしてませんから。
.......

連れ合いは随分心配してくれて協力してくれた。
アドバイスくれたり、病院や駅まで送迎してくれたり。
本当に頭が上がらない。

落ち込んでいる自分の代わりに
色々調べてくれて
時には

「知ってる?蜂窩織炎って
 馬もかかるんだって!
 凄いね!ヽ(゚∀゚)ノ」

.(・ω・)凄いのか?


「そういえば織田信長も
 糖尿病だったらしいよ
 歴史萌え!ヽ(゚∀゚)ノ」

..(・ω・)ソレハスゴイ


こんな時、親身になってくれる存在が傍にいてくれた事は本当に幸運でした。
もし自分一人でこの現実と向き合う事になったら一体どうなっていたろう。自暴自棄な気分になった時、一人だったら。ヘタレな自分の事だからきっと他のブログの方々の様には立ち向かえなかったかもしれません。
ここでお礼を言っときます。
本当にありがとう。<(_ _)>

先生の処置のおかげで蜂窩織炎はそれ以上悪化しなかったけど、私の初動が遅れたからなのか、帰りがけの駄賃とばかりに左足首の神経を半分持って行ったらしいです。
施術中も何かおかしいとは思っていたけど妙に痛みが無い部分があった。先生なんで難しい顔してるんだろう?あれ何にも感じない。確か今麻酔かけてないよね?どうした?何か怖いぞっ(・・;)。
....そして結局、足首の感覚が無くなっていました。これ...戻らないの?もうずっとこのままなのだろうか?
(こんな程度で済んで良かったと考えるべきなのか?)


ま、まぁとりあえず今回は足を切らずに済んだ。
よかった と言う事にしよう!
(゚∀゚)=3。
そんなこんなで、一ヶ月近くかかってしまった。

さぁ、糖尿病、待たせたな。 

..次はお前の番だ。
ԅ(¯﹃¯ԅ)フフフフフフ
  

  
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始まりは突然(2)


(・ω・)......
糖尿病。
正直、お医者さんから出た言葉に腹が立ちました。
家に戻ってからも

「何で自分が糖尿病?」
「いや、ただ足を治して欲しかっただけで」
「しかも酷い数値?いくら何でも言い方ってものがあるでしょうに」

はい。完全に逆恨みです。ご免なさい<(_ _)>
腹を立てる相手が違います。
それは自分でしょうに!ヾ(-д-;)

(放心状態でしたから直接言ってません。ヨカッタ)
     
その夜は、いきなり自分のレベルが落ちたような、自堕落の烙印を押されたような、社会的にヤバいレッテルを貼られたような気がして、景気よく腫れた足を見ながら完全に意気消沈していました。

この時、突然気がついた事がありました。
私はそれまで「糖尿病」をそんな風に認識していたという事実です。

「糖尿病は自己管理が大事です」
「合併症にならないよう気をつけましょう」

巷でよく見かけるスローガンに

「自分には関係ない。」

「自分ならその前に上手く回避できる」
      

私は今まで「糖尿病」をそんな風に考え、「糖尿病で苦しんでいる人たち」をそんな風に見ていたのでしょう。
それまで全く自覚がなかった。でもその時初めて気がついたんです。


もう、これは自業自得なんでしょうね。
当然の帰結というやつです。
完全に凹みましたよ。いろいろと。


--------------

結局足の腫れは

【蜂窩織炎ほうかしきえん
というものでした。

蜂窩織炎
皮膚の下の蜂窩織と呼ばれる部位が細菌に感染し、炎症を起こす病気。治療せずに放置すると、細胞壊死が広がってしまい、壊死性筋膜炎や菌血症を引き起こして生命の危険を伴うことがある。血糖値が高く、免疫力の低下しているときに発症しやすい。(先生は詳しく教えてくれなかったのでネットで調べました)

医「これはね、普通の人は滅多にかかる病気じゃないんだよ。

医「しかも、けっこう進行しているので、場合によっては切開するかもしれませんよ」


(・ω・)......エート...
発熱や体のだるさも酷くなってきて、すぐ抗生剤の点滴投与と安静を指示されました。
どうも炎症は皮膚の深いところまで広がっているらしく、重症化一歩手前だったらしい。病気に関してはあんまり様子見は得策じゃないなって事を痛感しました。これが糖尿病由来の壊死によるものであるなら傷口があるはずですが、今のところ傷口が見当たらず、感染経路がはっきりしないのが不気味だとお医者さんがつぶやいていたのが未だに耳に残って離れません。

今まで大きな病気など無縁の人生で、点滴すら生まれて初めての経験で、 私はさらに凹んでいました。

しかも糖尿病は一生闘病と聞く。

なんてこった。orz


....こういう時に使うとしっくりくるなぁ、orz ってw。





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始まりは突然(1)

仕事もようやく板についてきた春、何か急に左足首が腫れたんですよ。 
それはもうほんとに(・ω・)急に。

最初は仕事の忙しさもあり、放置してました。

特に目立った傷口もなく、軽い炎症のようでしたし
歩行には支障がない程度でした。
「まあ、いづれ治まるだろう」と。

しかし腫れは一向に治まる気配もなく、少しずつ部位を変えながら広がってきた。
ついには靴も入らない程の状態が数日続き、そのうち熱も出てきた。
鈍感な自分も、さすがに「まさか発熱もこの足のせい?」と考えるようになりました。

結局、これはもう自然治癒は無理と判断し、重い腰を上げて近所の内科で検査してもらいました。が、その時は採血と検査のみでした。

翌日、採血の結果を聞きに会社から電話したところ、
お医者さんが開口一番 

       

医「これまずいよ。君、糖尿病だよ。しかもスゴイ数値。」
        

私「糖尿病?(アレ(・ω・)足の話では?)」

       
医「血糖値386、ヘモグロビンA1cも10越えちゃってる。
完全に糖尿病。前の検査結果ってどうだったの?うちにないんだけど」
        

私「すみません、健康診断その内行こうとは思って....

医「えー今まで検査しなかったの?」
        

医「いやwコレすぐに血糖値下げないと危ないよ。これホントにまずい数値なんだから。なるべく早く来れる?」


     
私「えーと(・ω・)すぐ行きます」


      
他にもいろいろ言われたけど、よく覚えていない。


とにかく仕事終らせてすぐ病院に向かいました。
      


これがそのとき提示された数値表。

   
あらためて説明受けたけど、
自分が考えていたより、ちょっとマズイ状態らしかった。
通常は血糖値は100前後くらいなんだそうで、「386」とは異常高値である事。また、HbA1c(ヘモグロビンA1c)とは赤血球
の寿命(1〜2ヶ月)の間に糖質と出会った回数が数値となったもの(要約)で、通常は「5」くらいだが私はすでに「10」以上ありこれは長期間に渡り異常だった証拠でもある。本来は即入院レベルの状態であるとの事でした。
そこは「個人で開業されているお医者さん」でしたので入院施設などはなく、[即入院]にはなりませんでした。
そのかわりまず、速攻で足を治そうと。仕事なんかどうでもいいから絶対に毎日来てほしいと言われてしまいました。


いきなり
文面を読む間も無いほど唐突に
挑戦状を叩き付けられた瞬間でした。

続く(・ω・)。




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2018年7月1日日曜日

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初出掲載:2018年8月14日